重い病気と闘う子ども達の心の支え「ファシリティドッグ」とは?

重い病気と闘う子ども達の心の支え「ファシリティドッグ」とは?

チューサイグループフェイスブックでもご紹介させて頂きましたが、チューサイではこの度、ファシリティドッグ活動を支援させて頂くことになりました。まだまだ知名度も低い「ファシリティドッグ」についてご紹介します。

ファシリティドッグのお仕事とは?

ファシリティとは英語で「設備、施設、機関」等の意味を持つ言葉です。ファシリティドッグはその名前の通り、特定の施設に常勤している、特殊な訓練を受けた犬です。ファシリティドッグは臨床経験のある看護師のハンドラー(ファシリティドッグのパートナー)と一緒に、重い病気と闘っている子ども達の入院している病院に勤務して、子供たちのそばに寄り添ってメンタル面のケアをしています。子ども達はファシリティドッグを見つけるとそばに集まり、フワフワな体をなでたりぎゅっと抱きしめたりして笑顔を見せます。ストレスを抱えた子ども達を癒し、安心してもらう事が、ファシリティドッグのお仕事です。

重い病気で入院している子ども達にとって、いつも同じ犬がそばに寄り添ってくれることはより親しみやすく安心感があります。入院している子ども達の中には、「ファシリティドッグがそばにいてくれるから治療や検査を受けることができる、頑張れる」という子もいるほどです。病院で子ども達が受けるストレスを軽減してくれるのです。

ヨギのお仕事風景その1
ヨギのお仕事風景その1

高度な訓練と身だしなみ

ヨギのお仕事風景その2
ヨギのお仕事風景その2

ファシリティドッグはどんな犬でも訓練次第でなれるというものではありません。数代前から病気等の有無や気質をチェックし、さらに子犬の頃から適正も厳しくスクリーニングして高度なトレーニングプログラムを持つ施設で訓練を行う必要があります。

犬から人に感染する病気は基本的にないのですが、病院という環境もあるので、病棟に入る際はハンドラーがしっかりとファシリティドッグの体を消毒します。勤務が終わった後も、体に怪我や傷ができていないか確認し、毎日キチンと歯を磨いたり、定期的にシャンプーやリンスをして清潔に保っています。子ども達はもちろん、ご家族にも安心して触れ合ってもらうため、ファシリティドッグとハンドラーは常に衛生面に気を使っているのです。


ファシリティドッグを取り巻く現状

そんなファシリティドッグですが、実は今現在日本にはたった2頭しかいません。ゴールデンレトリバーのヨギとベイリーで、両方ともオス。10月にチューサイマネジメントに来社したヨギは、ハンドラーの鈴木さんと一緒に静岡県立こども病院に勤務しています。同病院で病気と闘っている子ども達のよき友達として、また立派な医療スタッフの一員として病院内をまわっています。

ファシリティドッグは寄付金によって病院へ無償で派遣されています。チューサイでも支援させて頂いていますが、まだ知名度も低く、支援が足りていません。ファシリティドッグ達が病気と闘う子ども達に与える影響、安心、勇気は替えがたいものです。

ファシリティドッグ活動のお問合せはこの活動を無償で病院に提供している認定NPO法人シャイン・オン!キッズ様までお願いします。