廃酸・廃アルカリ対応の 中和処理施設

チューサイの新しいリサイクル 廃酸・廃アルカリ対応の中和処理施設

先月の特集でもお知らせしましたが、チューサイ・EP第二工場に新しく中和施設を導入し、稼働が開始しました。そこで今月は「中和施設」について特集します。

排水基準と中和処理

日本では水質汚濁防止法により、様々な項目について排水基準が定められています。その基準項目の一つとして「水素イオン濃度(pH)」があります。

排水可能なpHは前述法により、5.8~8.6と定められています。これを満たさない廃酸や廃アルカリは「中和」処理を行うことが必要となります。

チューサイの中和処理施設

チューサイの中和処理施設

種類

チューサイの中和施設は「回分式」による中和を行っています。回分式は、廃酸または廃アルカリを中和槽に入れ中和して処理後槽へ移し、次の廃液を中和槽に入れ中和していく、という形式です。一回ごとに中和を行っていくイメージです。

逆に「連続式」もありますが、こちらは中和を連続して行う形のものです。中和する廃液が一定のものであればこちらも使えますが、チューサイでは廃棄物の処理で搬入される廃液が一定とならないため、回分式を採用しています。

能力

チューサイの中和施設は以下の処理能力を有しています。

  • 廃酸……45.00t/日
  • 廃アルカリ……40.68t/日

中和後の最終処分例

チューサイでは中和後、次のような最終処分を行っています。

メタン発酵

メタンガスを生成し、それを燃焼させることで発電を行います。

肥料化

チューサイグループのエコライフアシスト高柳RCにて、有機汚泥や残さと共に良質な肥料の原料となります。

燃料化

スラリー状のセメント原燃料として再生リサイクルします。高カロリーのものは石炭・石油の代替燃料として、低カロリーのものはセメント原料と粘土の代替としてリサイクルされます。

焼却

単純な焼却ではなく、焼却する際の排熱や上記を利用し、発電や蒸留水の精製を行います。

チューサイの新しいリサイクル処理にご期待下さい。