重大事故・災害が潜むヒヤリ・ハットを見過ごすな!

暑い時こそ要注意!重大事故・災害が潜むヒヤリ・ハットを見過ごすな!

いよいよ夏も本番ですね。暑いと集中力が途切れやすくなったり、体がだるくなりやすいです。皆さんは、集中力が切れてあとちょっとで怪我をするところだった・事故を起こすところだった、そんな「ヒヤリ」とした経験はありませんか?今月は、「ヒヤリ・ハット」について取り上げます。

ヒヤリ・ハットとは?

この言葉は耳にしたことがある方も多いと思います。文字通り、うっかりミス等で「ヒヤリ」としたり、「ハッと」する事象です。実際に何か事故や災害が起こるその一歩手前まで来てしまった状態ともいえます。皆さんにも一度ぐらいは思い当たる事があるかもしれません。

このヒヤリ・ハットと関連性の高い言葉が「ハインリッヒの法則」です。

ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則とは、「一つの大きな事故や災害の裏側には、29件の軽微な事故・災害が、そして300件のヒヤリ・ハットが存在する」という経験則です。法則を提唱したハインリッヒ氏はある工場で発生した労働災害約5000件を調べ、統計学を使って「1:29:300」を導き出したのだそうです。

ここから考えれば、ヒヤリ・ハット事例をそのまま放っておくといずれ事故につながってしまう可能性があります。御社では「ヒヤリ・ハット」を見逃していませんか?しかしヒヤリ・ハット事例はその場で済んでしまうことが多く、中々情報を蓄積していくことが難しいものです。

ヒヤリハットデータベース

公益社団法人・全国産業廃棄物連合会様のHPでは「産業廃棄物処理業ヒヤリハットデータベース」を公開されています。こちらでは、各都道府県協会からヒヤリ・ハット事例の提供を受け、それを分類してデータベース化しています。産廃処理業に関連した内容になっていますが、運搬車・交通や重機等の分類は他の業種でも参考になるかと思います。

フォークリフトでの作業中に車体が浮いた、雨が強く視界が良くない上にサイドミラーも油膜で曇っていた等、自分の周りで起こっていてもおかしくないヒヤリ・ハット事例が数多く検索できます。どこで・何をしているときに・どうなった、そして改善すべき事項が載っています。自社でも起こりうる事例をとりあげ、事故・災害の防止に役立てましょう。

事故・災害は「起こってからでは遅すぎる」ものです。自社スタッフを守るため、そして会社を守るため、ぜひヒヤリ・ハット事例を有効に活用しましょう。