チューサイEP2に塩素濃度測定機導入!その狙いを聞く

チューサイEP2に塩素濃度測定機導入!その狙いを聞く

チューサイのアースプロテクションセンター第二工場に、固形燃料であるRPFの塩素含量を量る蛍光X線分析機「塩素濃度測定機」が導入されました。さて、「塩素濃度測定機」とは何なのでしょうか。坂本工場長に「塩素濃度測定機」について取材に行って参りました!

これが塩素濃度測定機!

何をしているのでしょうか。お客様から回収した廃棄物がそれぞれ丸いトレーに入れられていますね。

種類の違う廃棄物10種類を一度に測定する事が出来るんだよ。一種類の測定時間がたったの2分で手短に塩素濃度を量ることが出来るんだ。

なぜ塩素濃度を量る必要があるのでしょうか。

塩素濃度を量ることで、RPFを利用する製紙工場の塩素濃度基準に適合した原料を入れることが出来るんだよ。塩素は、燃焼すると化学反応により塩酸となり、RPFを利用する製紙工場のボイラーを腐食してしまうんだよ。それに、チューサイのRPFを製造する機械までも腐食してしまう危険性もあるんだ。だから、塩素が低く、安定して使える燃料でなくてはならないよ。

塩素濃度測定機があることでチューサイはどのように変わったのでしょうか。

従来は、お客様から依頼される廃棄物の担当者の経験により選別したり、高いコストをかけて外部機関に分析を依頼したりしていたんだ。でも、塩素濃度測定機が導入されたことで、自社で受入廃棄物の塩素濃度を適切に測定し、従来受入出来なかった廃棄物も、適切な管理によって受入可能になったんだよ。また、出荷するRPFについても、定期的に塩素濃度を測定することで、安心してお取引できるようになるよ。

インタビューで感じたこと

廃棄物によって、塩素を含んでいることや塩素を燃やすと化学反応を起こして腐食性を持つことは取材を行っていなければ、知らないことばかりでした。自分の使う身近なものにも燃やすと有害なものもあり、処理するに当たっても多くの注意を払わなければならないと身を以て知ることが出来ました。同時にあまり廃棄物を増やしたくないという思いも膨らみましたし、ごみの分別を入念にしていきたいとも思いました。

「塩素濃度測定機」導入により、チューサイのリサイクル工場は、ただの廃棄物処理工場ではなく、製品の品質管理までも行う製造工場に進化していきますね。