どうなっているの?浜岡原子力発電所様の今

どうなっているの?浜岡原子力発電所様の今

中部電力株式会社、浜岡原発様に伺ってまいりました!静岡支店総務部経理課様にご対応いただきました。

中部電力株式会社 浜岡原子力発電所様

現在の浜岡原子力発電所の様子

原子力発電のしくみ

原子力発電は、ウランの核分裂による熱を利用しています。この熱で水を沸かし、その蒸気の力でタービンを回転させることで、発電機で電気を作ります。

原子力発電所の安全を守る基本

原子力発電は、運転を止めたあとも、燃料より熱が発生し続けます。そのため、原子炉への注水などによって原子炉内の燃料を「冷やし」続け、放射性物質を「閉じ込める」必要があります。福島第一の事故では津波で重要なポンプや非常用発電機が浸水したことにより、原子炉への注水がストップ。冷やす機能を失い、放射性物質を「閉じ込める」ことが出来ませんでした。

原子力発電所の安全を守る基本

浜岡原子力発電所様の主な安全対策

2013年7月、福島第一原子力発電所の事故の教訓や海外の知見などを反映した原子力規制委員会の新規基準が施行されました。浜岡原子力発電所様では、津波対策や重大事故対策を自主的に進めるとともに、新規制基準への適合に向けて追加対策に取り組むなど、安全対策を積み重ねています。

建屋内への浸水を防ぐ

原子炉建屋外壁などの耐圧性・防水性の強化

防水扉の水密扉への取り替えと、強化扉の新設による二重化などにより、建屋の耐圧・防水構造を強化し、建屋内への浸水を防ぎます。

原子炉建屋外壁開口部への自動閉止装置の設置(3・4号機)

原子炉建屋中間屋上の高さ(海抜20M程度)までの建屋開口部に自動閉止装置を設置します。

敷地内の浸水を防ぐ

海抜22Mの防波壁改良盛土の設置

最大クラスの巨大津波である津波断層モデルによる津波にも対応。

約4Mの溢水防止壁の設置

トンネルで海につながっている取水槽から海水を流入させません。

強化扉・実物大防波壁模型

中部電力、浜岡原発様では、その他にも様々な安全性向上対策をされています。敷地内の浜岡原子力館では、安全性向上対策をナレーションと模型の電飾などで紹介されています。大人も子どももエネルギーや環境について科学的・総合的に学べます。是非、足を運んでみてください。

浜岡原子力館

今回浜岡原子力発電所様を見学させて頂いて、福島原子力発電所様のことで原子力発電に対して、不安な気持ちがありましたが、思った以上に厳重に安全対策を行っており、安心しました。災害がいつ起こるか分かりませんが、わからないからこそ、常に安全対策を行っていくことが大切です。また、浜岡原子力発電所様では、災害対策だけでなく、発電所内に入る際に厳重な警備を行うなど、テロ対策を行っていらっしゃいます。様々なことを想定して原発を運営しているのだと感心しました。