全てを一貫生産する環境にやさしい食品のリサイクル~飼料の製造からお肉が消費者に届くまで~

株式会社エコ・フード様 見出し


静岡から5時間ほどかけて、株式会社エコ・フード様に行ってまいりました。工場のあたり一面は、農地で覆われていました。また日本有数の植木の街でもあることから、多くの木が植えられていました。このような地に、リサイクル工場があることを不思議に思いましたが、株式会社エコ・フード様は元々、養豚場を経営していたことから、製造した飼料をすぐに搬入できるように、このような農地に設立されたとの事です。



周辺環境

食品廃棄物を腐食させない!だから臭わない!

廃棄物処理施設と言えば、臭気が気になるかと思いますが、株式会社エコ・フード様の臭気対策は食品残渣を腐敗させないことです。受注した食品残渣はその日の内に集荷し、翌日には飼料化されています。当然、受け入れた食品残渣の保管もありませんので、腐敗等による臭気が発生しない環境となっているのです。北は宮城、西は兵庫からの食品残渣を搬入されているとのことですが、長距離を腐敗しないように搬入するのは難しいことなのではないかと思いました。しかし、「お客様のご依頼は断らず、受け入れるのが私どもの企業姿勢」だと仰る加藤様。そのため、突然のご依頼でも対応が出来るように、配車管理の担当者がドライバーの一日のスケジュールを確認できるようになっており、即座にドライバーの予定を組むことが出来ます。現在の位置情報も把握することができるので、急遽お客様の近くにいるドライバーを向かわせることもあるそうです。
私も、スーパーに行く手間を考え、つい多く食品を購入してしまい、食べきれずに捨ててしまうことがあります。しかし、手間をかけてその日使う分だけを購入していれば、捨ててしまうようなことはありません。保管する冷蔵庫があるからと言って、余計な物まで買ってしまわずに、その日のうちに食べられるものだけ買うという考え方もあるなと株式会社エコ・フード様を見学して思いました。
また、牛肉は腐敗が早いため、搬入後一度火を通しているそうです。そうしたひと手間も、飼料の安全性や臭気対策となっており、堅実な事業体制が感じられました。処理前保管を行わないため、場内は綺麗に整頓されていました。毎日工場内は清掃しているそうで、洗い流した排水は、汚水タンクに貯蓄し、リサイクルを委託します。場内を綺麗に保つには日々の清掃業務を怠らないことであると思いますが、それが株式会社エコ・フード様では習慣として行われているのが工場を回っていてよくわかりました。

そしてついに食品残渣を調合していきます

株式会社エコ・フード様の試行錯誤のうえ考え抜かれたレシピでの調合です!こちらは企業秘密で見せて頂くことはできませんでしたが、ミックスジュースのように様々な材料を調合していっていました。このミキサーに投入していくことでアルコール分も飛んでいくそうです。その後は、乳酸発酵させ、消化の良い飼料にします。この時、株式会社エコ・フード様では栄養価が偏らないように、配合飼料を調合し、緑茶(ガラ)もブレンドします。これにより、豚の健康に良いだけでなく、高品質な肉が作られます。

静岡にも販売されるブランド豚

飼育された豚は、株式会社エコ・フード様の独自のブランド豚(緑茶豚)として販売されています。不要になった緑茶(ガラ)を使用し、畜産を行っているからこそできる豚の健康面についても環境面についても配慮した取組だと感じました。気になるお肉ですが、都内のレストランや東名富士宮SAで販売しています。静岡にも株式会社エコ・フード様で販売されるお肉が好評を得ているとのこと、安心・信頼の出来る企業なのだと感じました。

株式会社エコ・フード様の一貫生産


会社概要

設立

平成10年9月

資本金

2,100万円

本社所在地

千葉県匝瑳(そうさ)市川辺208-1

事業内容

食肉(豚肉)の販売業

飼料製造・販売業

産業廃棄物の収集運搬・処理業

一般廃棄物の収集運搬・処理業


ISO14001取得