「環境の日」~世界の取り組み~

森林

6月5日は、「環境の日」です。「環境の日」には、どのようなことが行われたのでしょうか。そして私たちが考え、取り組むべきこととは何なのか。各地で行われた取り組みに迫ります。

環境の日及び環境月間とは

「環境の日」とは、昭和47年6月5日からストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたものです。国連では、日本の提案を受けて6月5日を「世界環境デー」と定めており、日本では「環境基本法」(平成5年)が「環境の日」を定めています。今年度は、低炭素社会・自然共生社会・循環型社会の形成と安心・安全の確保に向けた取組、東日本大震災・熊本地震からの復興・創生を推進します。平成3年度から6月の1ヶ月間を「環境月間」としており、6月中は、関係府省庁や地方公共団体などにより全国で様々な行事が行われました。関係府省庁・都道府県・政令指定都市・ 東京23区が実施する各種行事は、各府省(15省庁)352件、都道府県(47都道府県)740件、政令指定都市(20都市)242件、東京23区57件、合計1,430件です。(※図1) 

環境月間主な県別関連行事(※図1)

エコライフ・フェア2017

エコライフ・フェアは、毎年6月の環境月間に全国各地で展開される様々な行事の中の主たる行事の一つとして、平成2年以来、環境省、関係地方公共団体、関連法人、団体、企業、NGO 等が連携し、環境保全全般にわたる普及啓発活動を実施してきました。環境の一大イベントとして人気が高く、毎年7万人近い人が訪れます。今年は6月3日(土)及び4日(日)に、東京・渋谷の代々木公園で開催しました。「パリ協定発効!キミの「賢い選択」が地球の未来を切り拓く!! 」をテーマに、多彩なイベントが実施され、大勢の人でにぎわった2日間でした。ステージでは、山本公一環境大臣と“小型家電リサイクル応援マネジャー”を務める女優の芳根京子さんが、使用済み携帯電話などの小型家電から金銀銅などを回収し、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のメダルを作る「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」についてトークを行いました。また、東北の魅力発信!ご当地キャラとのクイズ大会やトヨタ自動車株式会社の新型プリウスPHVの展示など、環境について楽しみながら学び、体験できるブースも開かれました。その他の県でも、県特有の自然の恵みの価値を体験するエコツーリズムのイベントや田植え体験、不法投棄監視パトロールを実施するなど様々な取り組みが行われました。

世界が全体が動く 「世界環境デー」

世界各国でも、6月5日に環境保全の重要性を認識し、行動契機とするために様々な行事が行われています。World Environment Dayのサイトでは、国立公園や秘境の地など環境に関わるお気に入りの写真やビデオを自分自身の思い出をふまえて共有したり、(iNaturalist app)をダウンロードし、自分の裏庭で見つけた生物を撮影して所見を記録したりするだけで貴重な野生生物の追跡を助けるなどのイベントが掲載されています。また、今自分が気になっていることを他の人たちも簡単に関与できるイベントとして自発的に登録することもできます。

わたしたちがすべきこと

このように、環境の日や環境基本法、自然再生推進法等の自然保護活動を目的とした日や法律が定められています。(※図2)時代の流れによってまだまだ課題がありますが、この日に少し考えてみたり意識したりすることでも、環境をより良くすることができると思います。環境への配慮は国民の義務ではないものの、それに近い「責務」として位置づけられています。環境基本法は、国民に日常生活の中で環境への負荷の低減に自ら努めることを求めるとともに、国や地方自治体が実施する環境保全のための施策に協力すべきであるとしています。循環型社会や低炭素社会を実現するには、一人ひとりが環境に配慮した暮らしや活動を心掛ける必要があります。「環境の日」に限らず、環境によいことを進んで実践することが大切です。

環境の法律(※図2)

私たちの身近なところでは、環境の日や環境月間にどのような取り組みを行っているのでしょうか。特集2に環境日本一を目指す藤枝市の取り組みについて取材してきました。